2017年7月19日 東京電力はロボットを使い
福島第1原発3号機の原子炉格納容器内の放射性物質で汚染された
汚染水の中にロボットを投入し原子炉格納容器内の様子を確認した。
原子炉内、圧力容器直下に有ったはずである制御棒関係の部品
作業用足場等が抜け落ち損失している状況が確認できた。
損傷状況はひどく、福島第1原発2号機と比較しても更に酷い状態。
福島第1原発3号機のロボットを使った
汚染水内部確認は今回が初めてだが
これで福島第1原発1~3号機すべてで燃料デブリの位置が
確認出来ないことが確認できた。
燃料デブリの位置確認は福島原発廃炉の
そして、一般的に考えて日本国の原子力エネルギー推進の前提条件だが
その確認すらできない状況で廃炉や原子炉の再稼働
原子力エネルギーの再推進を進めている事にかなりの違和感を覚える。
原子炉再稼働を進める前に解決しなければならない
様々な問題を利権よりではなく現実的な目で見て再度検討するようにお願いしたい。